人が亡くなるとその人の財産が相続人に受け継がれます。これを相続といいます。相続はドラマなどで描かれる時は、多額の預金やたくさんの不動産、有価証券などが相続人に受け継がれ、取り分で大いに揉めるという形での物語がたくさんあります。しかし実際、そんなケースはごく稀です。

なぜかというと、相続では預金や不動産といったプラスの財産だけでなく、借金などのマイナスの財産も相続対象になってしまうため、多額の遺産が転がり込むというケースはあまりありません。相続はいきなりお金持ちになることではなく、被相続人のプラスとマイナスを相続人が受け継ぐこと、つまり被相続人そのものを受け継ぐことと考えればわかりやすいですね。相続は基本的に民法に則って行われます。民法には相続人の順位と順位ごとの遺産分割割合が定められています。

その順位と分割割合に従って遺産をわけることになるのですが、遺言書があれば遺言書で指定された遺産分割割合が民法に優先します。もともと遺産は被相続人の財産であったわけですから、本人が誰かにあげたい、誰かに多く渡したいならその意思を尊重しようというわけです。遺言は被相続人の意思での分割になります。対して、相続人の意思で分割も可能です。

この時に使うのが遺産相続協議書です。相続人の遺産分割協議によって分割割合を決め、遺産相続協議書を作成します。この遺産相続協議書には遺産や相続人それぞれの取り分を記載します。

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