遺産相続をすれば、相続税を納税する必要があるケースもでていきます。相続税に関しては税務署から支払って下さいと納付書が送られてくるものではなく自らが申告して、納税する必要があり、さらに税額の計算も自分でおこなうものです。遺産相続が開始されてから、10か月以内に納付まで行う必要があり、遺産の中に不動産が含まれていると分割がしづらいので、協議をおこなう場合には時間がかかりますから、10か月というのはあっという間ということになります。2015年1月から相続税が増税されたため、遺産相続によって課税対象となる人が1.5倍になるから、今まで関係ないと思っていた人も注意が必要などと言われています。

しかし、遺産相続により税金を納めている人は現状、全体の4パーセント程度で、増税により増えたとしても6パーセントになるだけですから、100人に6人程度にすぎないのです。都心部や首都圏に戸建てを持っている人は少なからず影響はあるとはいえ、必要以上に恐れることもありません。このように、遺産相続をしながらも多くの人が税金を納めずにすんでいる大きな理由は基礎控除というものがあるからです。これは相続財産から差し引ける金額で、差し引いた結果0円以下になれば、申告も納税も不要なのです。

基礎控除は改正後、3000万円プラス相続人数に600万円を乗じたものですから、従来から4割縮小され、相続人が妻と子供2人の合計3人なら、基礎控除は4800万円で遺産総額が4800万円以下なら税金が発生しません。また、ここでいう相続人数は法定相続人数で放棄した人も含まれますから注意が必要です。

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